国立市のジャズバーNO TRUNKSは、若手から敏腕ジャズアーティストまで集まるジャズバーの老舗で、毎週日曜には様々なアーティストがライブをしています。国立パワー・ジャズは、NO TRUNKSのオーナー村上さんと協力して、もともと反骨精神の象徴であるジャズを体現しているような、パワーあふれるジャズをしているミュージシャンを集めて兼松講堂で演奏をしたらおもしろいのではないかという話から始まったイベントです。兼松講堂を今まで利用する市民が少なかったので、それを市民にもっと近く感じてもらおうということや、国立をもっとアートな空間にすることも目的としています。
国立パワー・ジャズは今年で3年目であり、今年も国立から大学までの通りの各所で小ステージを作り、市全体でジャズイベントを盛り上げます。小ステージにはプロアマなどの演奏者を公募し、無償で演奏をしてもらう予定です。
一橋大学まちづくりサークル MusiA
国立市は、非常に文化度の高い街です。文教地区指定されたこの街は、ギャラリー、アトリエ、カフェ、ジャズバーなどが立ち並び、国立音楽大学が近くにあることもあり、ここに出入りするアーティストも多いのです。
MusiAはこのように市に点在するアートの要素を掘り出し、ネットワークとして繋げ、表現の場を作ることで、街全体をアートで盛り上げることを目的としたサークルです。今年で3年目となる「国立パワー・ジャズ」をはじめ、様々なイベントを企画し、アーティストとの新しい繋がりを結んでいくことを主な活動にしています。
もともとは、2006年に一橋大学まちづくり授業の一端から発生したグループですが、より大学での活動をしやすくするために、サークルとして申請されました。
一橋大学まちづくりとは
一橋大学の授業の1つで、市民や行政などを巻き込みながら、どのようにしたら学生の立場から国立市のまちづくりに貢献できるかという実践的授業です。
国立市は市民の力が強い市ではあるものの、商店街の衰退や、発展において地区格差があるなど、問題が山積みなのが現状です。そこで、学生がもっと積極的にまちに関わり、多様な活動をすることで街を活性化させようというのが本授業の発端です。
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